新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2019年の幕開け、1月8日(火)、第3学期の始まりです。始業式の様子を紹介します。
国歌斉唱の後、3年生と5年生の代表が、冬休みの振り返りと、今年、そして3学期に頑張りたいことを発表してくれました。3年生代表の児童は、冬休みのお餅つきと初詣の思い出と、3学期にはミニバスケットボールや学級で取り組んでいる8の字ジャンプを頑張りたいこと、学習では自主学習にしっかり取り組みたいことを発表してくれました。5年生代表の児童は、家庭科で習った味噌汁作りを冬休みのお手伝いとして取り組んだこと、3学期には持久走の練習を頑張りたいこと、そして、今年は6年生になるので下級生に優しくしてどの学年の子とも仲よくしたいということを発表してくれました。
校長式辞では、将棋の藤井聡太(16)さん、卓球の張本智和(15)さん、囲碁の中邑菫(9)さん、作家の鈴木るりか(15)さんなど、各界で活躍するスーパー小学生や中・高生を紹介しました。田野小学校のみんなにも秘めたる力があり、これからの時代を切り拓いていくために、希望をもって頑張ってほしいということをお伝えしました。
12月25日、今日は終業式、明日から子どもたちが楽しみにしている冬休みです。
終業式の前に、子どもたちが2学期後半にいただいた賞状の伝達を行いました。多くの児童が、様々な作品展やスポーツの面で表彰を受けました。名前を呼ばれたときに、元気よく返事ができる児童が増えてきたように思います。
表彰を終えたら終業式です。国歌斉唱の後、低学年・高学年から1名ずつの代表が、2学期を振り返っての感想と今後に向けての抱負を発表してくれました。低学年の代表は、2学期に縄跳びを頑張って駆け足跳びや片足跳び、あや跳びなどもできるようになったこと、漢字のとめやはらいに気を付けてしっかりと覚えることができたこと、3学期には持久走大会で上位に入れるように頑張りたいことを発表してくれました。もう一人、高学年の代表は、音楽フェスティバルに向けての練習に励んでうまく演奏ができたこと、学力テストに向けて復習を頑張ったこと、そして、冬休みに持久走や縄跳びなどをして体力づくりをめざすことを発表してくれました。
校長式辞では、写真で2学期の振り返りをして、様々な行事や学習に取り組む中でしっかりと力を付けてきたことを確認しました。また、冬休みに頑張ってほしいこととして、「お家の人とたくさんお話をしよう」と「家の手伝いをがんばろう」の二つをお願いしました。
最後の校歌斉唱は、とても元気な声で歌うことができました。終業式の後、生徒指導主事の先生から、冬休みの生活についてお話をしていただきました。
1年生が、生活科で「むかしのあそび」に取り組んでいました。遊びの内容は、コマ回し・羽根つき・竹とんぼの3つです。
ほとんど経験のない1年生にとって、コマを回すのは至難の業(しなんのわざ)かと思いましたが、見よう見まねで回せる子が結構いました。中には回っているコマを手に乗せることに取り組んでいる子もいます。
羽根つきはなかなか難しいです。まずは羽子板に当てること、空振りを繰り返して当たるようにはなりましたが、相手が打てる所へコントロールするのは更に大変です。
こちらは竹とんぼ、回数を重ねるごとに上手になってきました。
5年生が、丹原小学校のお友達と社会科で遠隔合同授業を行っていました。
授業の内容は、「情報産業とわたしたちのくらし」で、テレビ番組がどのようにつくられているのかという学習です。今日は、新聞の番組表を見て、番組の種類分けをしていました。ニュース番組は赤マーク、バラエティー番組は青マーク・・・というふうにして色分けしていきます。両校とも隣の人と相談しながら真剣に分類しています。いたずらな質問、「『世界仰天ニュース』はニュースですか?それともバラエティーですか?」と聞いたら、すぐに「バラエティーです。」と返ってきました。さすがですね。
クリスマスにはまだ少し早いのですが、4年生からクリスマス会に招待されました。
教室に向かうと、係の子がお出迎えしてくれました。教室に入ると「鈴(りん)を鳴らしてください。」と言われたので鳴らしました。教室にいたみんなが一斉に、「いらっしゃいませ!ようこそ!」と歓迎の言葉を言ってくれました。
進行担当の4人が前に出て、会の始まりです。中の一人が、始めの言葉を言ってくれます。
みんなにこにこです。
催し物が始まりました。全国県名クイズ、慣用句ビンゴなど、二学期に学習したことを題材にしているところが素晴らしいです。
シェイクアウト訓練は、大きな地震が起こった時に、その場で命を守るためにどのような行動を取るかについての行動訓練です。
「訓練!訓練!大きな地震がやってきます。ただちに身の安全を守る行動を取ってください。」のアナウンスの後に緊急音が鳴ります。1年生の教室では、先生の合図で、子どもたちが一斉に机の下に潜り込みました。「揺れても大丈夫なように机の脚をしっかり持つのです!」と言われて、しっかりと握っています。
前回、学年ごとの長縄(8の字跳び)練習を紹介してちょうど1週間になります。今日は、外で雨が降っているので、2時間目の後の休み時間は、全校一斉に体育館での長縄練習でした。1週間の成長を見てみたいと思います。
1年生は、前回、縄を使わず、先生の掛け声に従って標しを付けた箱の上を飛び越すというものでしたが、いよいよ縄が出てきました。よいタイミングで跳べる子はまだまだ少ないのですが、一歩前進です。
2年生は、ほとんどの子が跳べるようになってきました。できる子は失敗を少なくすること、まだ跳ぶタイミングがつかめていない子は上手な子を見てまねをします。
3年生はほぼ全員が、前の子と間を置かずに跳ぶことができます。これからが楽しみです。
4年生は跳ぶ姿勢に工夫があります。両手を胸の前に組んで引っかかりにくくしています。また、みんなで声を掛けてタイミングをそろえているのが素晴らしいところです。
5年生・6年生は、記録を狙って下の学年とは全然違うスピードで流れるように跳んでいきます。カメラで撮っても、みんなの姿がぶれてしまします。
(5年生)
(6年生)
12月16日(日)、丹原公民館で国際交流スピーチコンテストが開催されました。このコンテストは、
①外国からの留学生や技能実習生が、身に付けた日本語を使って行うスピーチ
②丹原地区の小中学生が、国際交流について自分の考えや思いを伝えるスピーチ
③中国語講座や韓国語講座など、外国語を学んでいる人が、学習した外国語を使って行うスピーチ
の、3部門の発表があります。本校からも、代表児童が参加してくれました。その様子を紹介します。
開会式で、丹原町の国際交流協会会長あいさつに続き、教育長さんから来賓祝辞をいただきました。
第1部、外国から技能実習や日本語学習のために来日している方からのスピーチがありました。日本にきて思うことや、故郷の自然や風物の紹介などを日本語で発表してくれました。
田野小学校の代表児童は、趣味の釣りについて、そして、釣りをしていて気づいた海洋汚染のことについての意見を、堂々と発表しました。
他の学校のお友達も、郷土芸能の実演を入れるなど、工夫した発表が見られました。
丹原町国際交流協会の会長さんから賞状と賞品をいただき、記念撮影を行いました。外国の方とふれあうこと、そして、みなさんの前で発表するということ、出場した代表の児童生徒は、貴重な体験になったと思います。
12月15日(土)、田野保育所の生活発表会が、丹原文化会館で行われました。来年度、田野小学校に入学する子どもたちも出演していました。かわいい様子を紹介します。
6年生が調理実習を行いました。養護教諭の先生が写真を撮ってくださったので、写真を見ながら、どんな料理ができるのか確かめてみましょう。
最初の作業は、みんなでイリコをむしり始めました。ということは、出汁を取って味噌汁でしょうか? きれいにむしりました。やはりだしを取るようです。
別のグループでは、ピーラーでジャガイモをむいて・・・切っています。ニンジンも、薄くスライスしています。何ができるのでしょう。ピースサインの二人は、とてもうれしそうです。
タマネギも切り始めました。ジャガイモはゆでるようです。ブロッコリーも切り分けました。ゆでるのでしょうねえ~。ニンジンはゆで上がったようです。
ジャガイモはゆで上がったようです。つぶしてツナ缶を入れています。ポテトサラダかな?いえいえ、今度はつぶしてツナ缶を加えたジャガイモを丸め始めました。出来上がったのを見ると、コロッケにするのでしょうか?
いえいえ、今度は表面に小麦粉を着けてフライパンで焼き始めました。何という料理なのでしょう。
こちらでは、豆腐を切って、味噌汁の具を作っているのでしょうか?どうやら、タマネギと豆腐入りの味噌汁ができたようです。それから、つぶしていないジャガイモは、「こふきいも」にするようです。
調理がほぼ終わって、盛り付けが始まりました。ご飯も炊けたようです。
出来上がりです。ご飯に味噌汁(わかめと豆腐とタマネギ入り)、こふきいものブロッコリー添え、ジャガイモとツナのハンバーグゆでニンジン添えの4品、ケチャップで描いたミッキーマウスがかわいいですね。
6年生は、今日の調理実習のために給食を切っています。みんなで楽しく試食会です。
昨日よりは穏やかですが、12月らしく寒い朝です。
1年生の児童が、チューリップの観察に出て、植木鉢の中とすぐそばの地面の雑草を引いていました。微笑ましい光景です。
環境委員会の5・6年生が、朝の自主清掃をしてくれています。寒い中、ご苦労さまです。
4年生は、一斉にセンダンの木の下に集まって、落ちている葉っぱと茎を集めてくれました。みんなですると瞬く間にきれいになりますね。とてもありがたいです。
全校朝会で掃除についてのお話をしました。
始めに、落ち葉がいっぱい落ちている校庭を、自主的に掃除してくれている環境委員会の5・6年生と、4年生のみなさんの素晴らしい行動について紹介しました。
次に、タニサケという会社の社長さんである松岡浩(まつおかひろし)氏の講演記録『時を守り 場を清め 礼を正す』の中から、次のようなエピソードを紹介しました。
この社長さんは、朝6時半に出社して会社のトイレを掃除するということをずっと続けてきたそうです。今はやっていないそうです。「なあ~んだ、やめちゃったのか。」と思うかもしれませんが、そうではありません。長年トイレ掃除を続けているうちに、社員の方が「私たちにもやらせてください。」と言って、させてもらえなくなったので、今は会社周辺のごみ拾いを続けているそうです。そして、社長さんにならって社員さんが早く来てトイレ以外も朝掃除をするので、会社や工場がいつもきれいなんだそうです。それだけでなく、社員のみなさんがとても気の付く優しい人になるそうです。だから、その会社は、みんなが協力してアイデアを出し合い、一生懸命働いて業績を上げる、つまり儲かっているそうです。 |
そして、この講演記録の中から、タレントで映画監督である北野たけし(ビートたけし)さんのエピソードを紹介しました。そのエピソードとは、ビートたけしさんが若い頃、師匠に「トイレをきれいに掃除しろ」と言われて、使ったトイレが汚れていたら、きれいに掃除することをずっと続けているというものです。そして、トイレットペーパーがないときには、素手で汚れをふき取るそうです。今でも続けているそうです。たけしさんは、こうも言っています。「自分は才能があるとは思わないのに、なぜかもてはやされる。何をやっても、それが評価を受けるのは、もしかしてトイレ掃除のせいかもしれない」
最後に、まとめとしてこんなお話をしました。
一生懸命掃除をする人は、大人になったら一生懸命仕事を頑張れる人になれると思います。掃除のときに、なるべく楽をして働こうとしない人は、怠け者になるための修行をしている人かもしれません。どちらが幸せな人生を送ることができるか想像ができますよね。掃除は、体も心も磨く大切な活動です。自分の人生をよりよいものにするためによく考えて取り組んでください。 |
子どもたちは、真剣に聴いてくれていたように思います。子どもたちの「生きる力」を育てるために、少しでも役立てばと思います。